日本では、成人式・卒業式・お宮参り・七五三・お祭りなど、四季を通じて、着物を着る機会が多くあります。しかし、現代の着物は多種多様で、用途によって着用するものが大きく違い、好みも人によって違います。和楽縁 寿珠では、お客様一人一人に合った着物をご提供するため、多くの商品をお値打ち価格で取り揃えております。
また、着付けを覚えたい方のために、着付け教室も行なっております。
>>着付け教室についてはこちら
振袖は、成人式などで女性が着用するものです。
振袖の「振」は、「振八つ口」とも呼ばれ、身頃に近い方の袖端を縫い付けずに、開口している部位のことを指す。
現代の振袖は、「振」があり、尚且つ袖丈が長く作られています。
そのため、成人式に着用される振袖は、ほとんどが中振袖になります。
・背が高いグラマーなタイプの方
着物の地色は淡い色より濃い色のほうが締まってみえます。
柄は、鶴や扇・花紋・流水など、動きが出て伸びやかな曲線が生きる、大胆なものがおすすめです。
・背が高くスマートなタイプの方
やわらかさを出すために、暖色系の淡い色をおすすめします。
身長を生かし、大胆な飛び柄や横広がりの柄の着こなしもできます。
・背が低くぽっちゃりなタイプの方
健康的で明るい印象の方は、はっきりした色がおすすめです。
色白でふわっとした感じの方には、明るく淡い色が良いでしょう。
・細身の小柄なタイプの方
はっきりとした柄や濃い色で存在感を出すことで、ふくよかさを表現することが出来ます。
柄は、総柄や艶やかな柄がおすすめです。
訪問着は、正装の一つであり、昔は背中・両袖の3カ所に家紋を入れる慣例がありましたが、今では紋を入れないことも多くなっています。
特徴としては、「絵羽」と言われる模様づけがあります。
用途としては、結婚式への出席(親族以外)、茶事、パーティーなどの華やかな行事で着用することができます。
着物の色は、基本的に決まりがある訳ではありませんが、親族の黒留袖と同じ「黒地」は、紛らわしくなってしまうため、控えるようにしましょう。
また、ドレスと同様に、白地の着物は、花嫁衣装と被ってしまいますので、控えるのがマナーです。
桜柄の着物は、“散る”というイメージから、控えるべきだという意見も存在しますが、日本を代表する花の一つである桜柄は、季節を問わず着用しても問題ありません。
ただし、あまりに煌びやかで豪華な着物は、花嫁よりも目立ってしまいますので、帯などの小物アイテムを使って、華やかさを出すようにしましょう。
【小紋】
小紋(こもん)は、全体に細かい模様が入っていることが名称の由来であり、上下の方向に関係なく模様が入っているのが特徴です。
江戸小紋に関しては、非常に細かい模様を型染めしたものになっており、略式や礼装で着ることができます。
【浴衣】
浴衣(ゆかた)は、通常の和服と違い、長襦袢を着用せず、素肌の上に着る略装です。
・カジュアルに装う
普段着感覚のカジュアルな小紋には、半幅帯や、名古屋帯をあわせます。
・格調高く装う
基本的に小紋には袋帯は合わせませんが、総柄小紋で箔などを用いた豪華なものや、京型友禅などの華やかなものには、袋帯を合わせることもあります。
箔が入らない軽めのものや、落ち着いた感じの金地や銀地のもの、しゃれ味のある帯などをあわせると良いでしょう。
・細身の小柄なタイプの方
小さい柄がちりばめられた、淡い色がおすすめです。
又帯と同じ色にすることで、背が高く見えます。
・背の高い方
背の高い方は、大柄がおすすめです。
背を低く見せる効果があり、暖色系を着ることで、印象が柔らかくなります。
・ぽっちゃり体型の方
浴衣の柄に縦ラインが入っていると、細く見えます。
さらに寒色系を取り入れることで、スッキリしたイメージになります。
【お宮参り】
赤ちゃんに「白羽二重」の着物を着せ、紋の付いた祝い着を上から羽織らせる形が正式なものになります。
お宮参りの際は、両親も正装が望ましいとされる。
【七五三】
七五三は、3歳で髪を伸ばす「髪置(かみおき)」、5歳で初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、7歳は、本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」の名残りと言われております。
最近では、3回全て行う方も増えてきています。
神社へお参りをする時、祖母か近親の女性が母体を気づかって子供を抱くのが習慣的になっています。
しかし、時代的な背景から、お母さんが抱いてお参りされるのが自然な姿でしょう。
子供に、新調した着物やベビー服を着せ、頭巾やフード、よだれ掛けなどをつけ、用意したお祝着を掛け着として着用します。
七五三は歳祝いであると同時に、厄除けの意味合いもありますから、本来は「数え」で行います。
しかし、数え歳が3歳(満年齢2歳)のお子様だと、お参りが大変だったり、上のご兄弟と一緒にお参りしたいなどの事情で満年齢でされる場合もありますので、ご家庭の事情にあわせてお参りされることをおすすめします。